コミカルな誘拐ものといえば
荻原浩の
誘拐ラプソディーを前に読みました。
軽い作風には定評があります。ダメな人間を書かせたら天下一品です。
たまにホラーものを書きますがあまり好きではありません。
本作ですが主人公の名前は伊達秀吉。すでにいい意味でふざけてます。
ギャンブル狂でお世話になってる親方を殴ってお金を持ち逃げします。
金を使い果たして自殺しようとしますがダメ男なんでなかなか死ねません。
車に排気ガスを引き込んで自殺しようとしたときにプチ家出少年伝助と出会い誘拐を決意します。
あらすじとしてはこんなところですが、テンポよくドタバタしながら物語は進んでいきます。
読み終わった後はほんわかな気持ちにさせてくれる作品です。
お勧め度:☆☆☆☆です。
映画化されたみたいですが、押尾学が薬物事件のとき出演していて撮りなおしたそうです。
ではまた。
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